月島にある立ち飲みさか月。2019年1月開店。固定客が多く、さらに客が客を呼んでくる。
はっきりいって目立たない。外には小さな看板が出ていましたが、最近は道路の看板も出てない。かろうじて、外側ドアの中にある引戸入口上に目立たない小さな看板があるだけ。
西仲通りと清澄通りの間の通り。西仲通りで言うと三番街の辺りです。近どうや源平などがあるこのエリア最近いい店が増えました。ぜひ探検してみてはいかがでしょう?
ここの一番のうりは、店長が好きで、美味しい日本酒を仕入れてる。店の中央にある冷蔵庫には常時数十本の一升瓶が並んでる。
詳しい人なら銘柄見て選ぶのもいいでしょう。自分のような素人は店長のシュンさん、におまかせする。任せかたは好みを言って選んでもらうのも一興。自ら盃に注ぎ試飲して、違うな!?と違う酒に手をのばす。端から観てると日本酒のみたいだけでしょうと思いつつ。本人は真面目に味を確認していますといいきる。真意は定かではないがこの光景がまた楽しい。
でも、一番いいのは、次の料理にあわせてとお願い。そうここでは料理と酒のマリアージュを楽しむのがベストな選択だと勝手に思ってる。
ここの二つ目のうりは料理。店長のシュンさんが豊洲市場や築地で買ってくる魚と野菜。これらのコラボが想像力を越えた方で出てくる。この日も蒸し器がづっと動いてたが、こうきたかという感じでいい意味で期待を裏切られる。これがまた心地いい。常に料理を回しつつ、会話しているが、しかし手を混んでいる!?もう少し手抜きの品にしたらと思うときもあるくらい。
これはある日のはじめの一品。あらという魚のアラを使ったスープ(美味しんぼに出てきたアラですね)。めちゃ美味い。コロナのお陰か、最近は高級食材が余り気味、それが回ってくることも多いとか!?それだけ仲卸にも愛されてるのでしょう。
そう、店長みずから豊洲市場や築地を回り仕入れているコネクションがいいんですかね。
まえになぜ月島と聞いたとき、豊洲市場にも築地にも近く仕入れもしやすいとのこと。
お魚だけでなく、鹿カツなども出たりします。
ジビエも季節により出ます。
肉も含めて、色々なものの旬の美味しいシーズンに出してくる。
もしかしたら聞いたことのない野菜などを食べれるかもしれません。ここらの楽しみはおまかせコースのみというこの店のコンセプトに現れます。
季節の旬を感じるこの店の品を頂くのもいいかと思います。
おまかせ6種3000円+日本酒とリーズナブルな価格設定もいいかと思います。
お造りも、ちょっと一手間
刺身に醤油、いえいえ色々な食べ方を提案してくれます。
この新しい出会いを楽しむのがこの店のいいところです。
ちなみに、右手は夏のあん肝。これがまた旨いんですよね。
この店ではカウンターには箸以外はありません。すべての料理に味が付いています。
料理を見てもわかるように酒も料理もバラエティに富んでます。
PS.写真は一部常連さんからいただいたものもあります。