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初めて見る方へ豊洲市場競り見学デッキの歩き方!

2020年12月現在、見学コースなどの利用は条件付きでOKです。マスク着用、入場時に検温とアルコール消毒。定期的な手すりの掃除などがされているのでコロナ感染リスクは少ないかなとも思います。

 

もともと衛生管理を強く考え作られ、工場みたいと比喩される豊洲市場ですが、そのかいあってか見学者が仲卸業者と濃厚接触する場所は少ない、いやほぼありません。(飲食・関連物販ぐらいですね。)

見学条件として、大手団体入場やインターネットで積極的に広く募集するような体験は禁止されていますが、一般の人が見に行く場合は一応感染予防対策(各棟での入り口での検温、マスク着用)をしたうえでの入場が許されます。

 

なんで、8月以降、自分もリアルのツアーは募集は凍結しています。

 

2020年11月からは同じフロアから競りを見学できる東京都の募集も始まりました。今日は見学デッキの歩き方を解説していきます。

 

<事前準備・予約 前月15日前後まで>

ちなみにすでに12月分は抽選が終わり、これから1月分を募集がかかります。(12/14時点)

https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/toyosu/kenngaku/maguro/2020/13.html

1Fの見学デッキは必ず予約が必要です。

・注意点は当日参加する人全員の名前が必要です。

・参加当日、身分証明できるものが必要です。なので、適当な名前を書いたりすることはできません。

 

<当日:受付>

現募集は5時45分集合です。なかなか早いので車で行くか、近くのホテルに泊まるかになるかと思います。

 

 一番近いのはJALシティホテル。

 他にも晴海・有明・豊洲のビジネスホテルやシティホテルが近いですね。

 電車は豊洲経由のユリカモメで有楽町5:01に乗れれば行けますね。

 今なら、江戸前場下町の有料駐車場が一日とめて1500円ですので、こっちがおすすめかもしれません。

 (ユリカモメが二駅で片道大人189円なので、往復、家族で行くなら駐車場代払ったほうが安そうです。)

管理棟の中の

ユリカモメの駅から直接つながっている歩行者通路で、管理棟へ向かいます。

車できたかたも含めて、この通路へ上がりましょう。コロナ対策のため入り口はここしか空いていません。

 

途中飲食店の間の通路を通り過ぎると、受付があります。

警備もしくは受付担当者が待ってますので案内に従って受付へ進みます。

受付で、名前を言って、身分証明できるものを出して受付完了します。

その後、列に並んで待っていてくれと言われるので、そこで待ちましょう。

 

<見学デッキへ移動>

担当者が先導でして、見学通路を歩き誘導してくれます。

途中掲示物などを見る時間はありませんので・・・

できれば手やりのボードなどは写真撮っておくか、あらかじめ調べておくかしましょう。

階段を下りれば見学デッキです。エレベータもあるので階段が利用できない方は初めに一言伝えておきましょう。

 

<見学デッキ内>

実際、当たるとこんな風景が見れますね。

見学デッキは1Fにあり、ガラスがありますが上部は空いており、セリ場の音、匂い、温度などを感じることができます。ちなみに中は12度から18度ですので結構寒いです。

 

初セリの5日はこのデッキの募集はありませんが、それ以外は市場が開かれる日には見学できます。もし冬休みが長くなったりしそうだったら狙ってみるのいいかと思います。

 

ちなみにこの写真合成ではなく、ガラスの映り込みで右側のほうはデッキの写真が写ってます。

 

 

冷凍マグロのセリは見学時間に割とあってますので実際に競りを見れます。セリ場は鐘が鳴っているところがこれから始めるという合図ですので、そこを見てください。

 

台に乗ってるのが、競り人。両脇の人はアシストする人でこの人達は、大卸と言われていますね。

周りにいるのが、買う人(値段をつける)の仲卸や売買参加者さん。1k=〇〇〇〇円で値段をつけていきます。最終的に一番高い値を付けた人に落とされます。

左方向の奥からこの生のマグロが並びます。

 

生マグロとは、通常一度も凍らしたことがないマグロ。凍らせるとどうしても細胞レベルでは破壊を招きやすく味が薄くなると言われています。そういった意味では、生のまま流通させて食べてしまうのがおいしく、高いというのは納得いくかと思います。

 

 

まあ、味についてはいろいろ要素がありますのでそこらへんは体験中にはなすとして。

 

マグロは1週間ぐらい熟成したころが食べごろと言われていますが・・・温度が上がると腐ってしまうので、輸送時も木箱や発泡スチロールの箱に氷と一緒に詰めて運びます。生のマグロはきづつきやすく、傷つくとその部分は使えなくなるので丁寧に扱われます。

 

 こちらは大抵すでに終了。始まる時間が早いので仕方なし。

 現地で見るポイントは競り終わったものをどう扱ってるか見ることかと思います。 冷凍に比べての扱いの違いなど見てください。生のマグロは傷つけない、凍らさない。

 中にははるばるヨーロッパやカナダから飛行機で届くものもあります。目のいい人は黄色いラベルなどに書いてある国の名前なども見えるかもしれません。

 

 見学デッキ初心者の方は、より動きのある、冷凍マグロを見てしまいます。ここは2F見学コースからは見えませんので是非見ておいてくださいね!

 

 

 

 

 

どうですか簡単にマグロのセリ見学デッキの様子を書いてみました。ここでは伝えきれない情報がいっぱいあります。

過去数回、ここへ案内したりしましたが大興奮・大好評でした。

本当は直接案内したいのですが、東京都よりインターネットで広く募集するツアーは禁止されており募集は中止しています。

 

そこで、新しい生活様式ではありませんが、ガイドもデジタルトランスフォーメーション、オンライン版を作ってみました。

ある意味、見学前にいろいろ知れるのでより楽しく豊洲市場を楽しめるのではないでしょうかね。

その性格上、開催日を設定していないことが多いので、ぜひリクエストくださいね。

 

TABICAというサイトで募集しております。

【オンライン社会見学】マグロの流通と豊洲市場競り見学

(家族単位料金:大人一人分でひと家族分の料金としています。大人だけでも2人までOKです。)

https://tabica.jp/travels/31349?prcd=gAY